コミックマーケット宣伝・新刊の紹介です

こんばんやよやよ~
お久しぶりです、藤原です。

えー、コミックマーケットC84の、僕達が参加する二日目がついに明日に迫ってまいりました。
直前になってしまいましたが宣伝です! 興味のわかれた方は是非お越しください!


スペースは「東フ-06a」、サークル名「横浜国大文芸サークル」になります。


今回のお品書きはこちらになります。


○風見鶏(新刊) - 400円

○椿(今年春分既刊) - 300円

・伽藍堂(既刊) - 100円

・H×H(サークルメンバー、"ひざのうらはやお"さんより個人誌) - 100円


以上に加えて、僕、藤原からも個人誌「雨降し」を無料で配布する予定です。

また、今年製作分の「風見鶏」と「椿」はセットで買っていただいた方には、セット価格500円でお売りさせていただこうと思います。




今回、コミケ用に新刊として制作しました「風見鶏」について紹介させていただこうと思います。

今年度新たに入部した新入生、変人の集いである現役生、そして就活に追われる上級生、と文芸サークルの誇るメンバーを総動員して作った一冊になります。収めた作品数はなんと9つ!

総ページ数は180ページとそれはそれは大層なボリュームとなっております。ぜひお手にとっていただければと思います。

以下、作品についての簡単な紹介です。本原稿より一部と短い紹介文を載せました。

より興味を持っていただければ幸いです。


・きれいな先輩と男らしくない僕(文・山本章一 / イラスト・ごま)

――
 僕は自転車から降りて、先輩の前に立った。私服姿の先輩は、ヒールの高いサンダルを履いているせいで、いつも以上にすらっとして見えた。
 ここまで来ておいて、僕は出だしの言葉をなかなか見つけられなかった。
「……デート、どうでしたか?」
 僕がそう言うと、先輩は顔を顰めた。
「……鈴谷くんには関係ないでしょう」
――

主人公「鈴谷陽」は、同じ写真部の先輩「笹川まこ」に憧れています。
しかし、彼自身の性格と初恋のトラウマが後一歩を躊躇わせ、そうこうしている内に先輩は別の男にデートに誘われ……
どれだけ心を揺さぶられても動き出せない主人公に、読んでいるこっちがとても焦れったくなります! 果たして「鈴谷陽」くんと「笹川まこ」さんはうまくいくのでしょうか。



・葵バレンタインデー(六野薫)

――
 僕があまりにも『普通』すぎたのかはわからないけれど、僕は彼女の『名探偵』たる異常な事件との遭遇率を消し去ったのだ。
 いや、消し去ったというよりは、抑え込んだというべきか。
 まあどちらにせよ、もう凄絶な事件は起こっていないのだ。
 照れ隠しに、僕は頭をガシガシと掻く。
「そんなに、僕に感謝されてもな……僕は何もやっていないわけだし」
「それもそうね。雨夜君は何もやっていないのだから、別に感謝する必要はないわね」
「…………」
――

『普通』すぎることに悩む主人公「雨夜葵」と、『名探偵』ゆえ事件に巻き込まれやすい体質に悩む「天川結衣」のコンビが学校の怪奇事件に挑戦します。
怪奇事件ながらもほんのり甘さを含んだ「バレンタインデーの幽霊」と呼ばれるこの事件で、「雨夜葵」は『普通』から一歩前進します。



・くもふくろう(江東せなん)

――
 ふくろうは続ける。
「できるだけ、早くこの森を出た方がいいと思います。もうじき、夕立がきますよ」
 声も出ず、坪田はただ目の前のふくろうを凝視していた。灰白色に、茶色の斑点。黒光りした目と、磨いたどんぐりのようなくちばし。間違いない。ふくろうだ。ふくろうが喋っている。ふくろうが―――。
――

偶然発見された「くもふくろう」は、雲を作り雨を降らす能力を持った喋るふくろうでした。
お伽話にでも出てきそうな「くもふくろう」。その能力に振り回される人間と、人間に振り回される「くもふくろう」が描かれています。
複雑に捻れていく関係の中で、最後に「くもふくろう」がとった行動とは?



・死亡倫理のメモ帳(ラビッシュ)

――
 同時に、彼女は何か納得したように、それでいて嫌そうに息を吐いた。
「こっちでしたか、元凶」
「元凶? 何の話だ?」
「いえこっちの話……いや、あなたの話か。
 端的に言ってしまえば、あなたが呪われているって話です」
「は?」
 想像もしていなかった返答に思わず間の抜けた声が出た。
――

突如、目の前で車にはね飛ばされた少女「水上優香」との出会いは、高校生の主人公「三崎康平」の呪われた生活の始まりでもありました。
周りの人間を事故に巻き込み、死に至らしめてしまう呪いにかかってしまった主人公は、その呪いをかわすことができる唯一の存在である「水上優香」とその大元を探っていきます。
ただのボーイミーツガールとは一味違う作品です。



・シアワセ(ぶっちょ)

――
 申し訳ありません、はい、私の責任です。私がすべて悪いんです。努力不足です、猛省します。
 こんな言葉の繰り返し。反論は許されない。
 所詮私は、この程度のちっぽけな存在――胸の奥がずしりと重くなる。
 長い説教の後ようやく解放されて自分のデスクに戻っても、誰も何も言わない。
 正社員は少しでも自分の立場を維持しようと、契約社員は少しでも誰かの契約を奪い正社員になろうと必死になっている。むしろ弓枝が脱落してくれた方が助かる人も少なくない。
――

こちらも一風変わった題材の作品です。
序盤、「働くこと」に苦悩し、真正面からぶつかっていくしかない主人公「笹原弓枝」の姿が描かれています。
家賃を少しでも抑えようと、ルームシェアをした相方「羽田若葉」は少し浮世離れしていて主人公をからかってきます。
そんな折、ある一つの事件に巻き込まれた主人公は仕方なく「羽田若葉」に相談すると意外な展開へと……



・翼(藤原祐一 / 千石妖狐)

――
 空を飛ぶことは、水泳に似ていると言われる。効率よく羽ばたくためには、進行方向に頭を向け、体を地面に平行にしなければならないからだ。姿勢も真っすぐにして空気の抵抗を失くさなければならない。それは完璧なはず……なんだけど……。
「もっとがんばって羽動かして!」
 後ろから声が聞こえてくる。
――

レッドブル・エナジードリンクなう!



・タイトルール(白山雪)

――
薄め薄めて漂白中
空気に溶かした僕らしさ

減らし減らして漂流中
少なめの自我で流されて
――

唯一の詩作品、詩集になります。
ぽつぽつつぶやくように韻を踏みながら、しかし言葉は誰か・何かに向けたものです。
夏らしさを感じる作品とその他の作品で半々といった感じです。



・居留地にて(山田柔道)

――
 結局、妹はなぜ軍人になりたいと思いたったのか、僕に面と向かって説明してくれたのはそれから三日後のことだった。それまで妹は再び両親に話を切り出そうとはせず、母が夕食の後片づけを、父が酔っぱらってソファに寝ているのを見計らって、僕を自分の部屋に招き入れたのだった。
――

主人公の妹は軍人を目指しますが、当然の如く家族は反対します。
しかし妹の決意は固く、一人で軍人の道を目指し本当に軍人になってしまいます。
そして妹は素晴らしい人格者である「将校」と出会います。
そんな妹と家族のやりとりを兄である主人公の視点で淡々と描かれた作品です。



・Bloody Billy(ひざのうらはやお)

――
 札切は、セーラー服の襟元から式紙を取り出すと、いつのまにか手にしていた筆ペンでさらっさらと何かを書くと、
「行くぞ真中、もう戻れないからな。全力出せよ」
 と言って、スカートのポケットからオイルライターを取り出し、式紙を燃やした。
「紅焔煉獄街道!」
――

冴えない霊能力者「真中浮人」は、同じく霊能力者のセーラー服に眼帯のボクっ娘女子高生「札切零七」ととある友人の事件の解決に向かいます。
相手は吸血鬼。それもただの吸血鬼ではなく……?





紹介は以上です。改めてどれも個性的な作品だと思いました。

それでは当日お会いしましょう!

(藤原)
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